Rでクロス集計表を作成する方法【R備忘録】

Rでクロス集計表を作成するためには、table()関数やxtabs()関数を使用することが一般的です。以下にその使い方を説明します。

1. table()関数を使ったクロス集計

table()関数はデータフレームの特定の列を基に集計を行います。

# サンプルデータ
data <- data.frame(
  gender = c("Male", "Female", "Female", "Male", "Male", "Female"),
  purchase = c("Yes", "No", "Yes", "No", "Yes", "No")
)

# クロス集計
cross_tab <- table(data$gender, data$purchase)

# 結果を表示
print(cross_tab)
    

2. xtabs()関数を使ったクロス集計

xtabs()関数を使うと、formulaスタイルでクロス集計を行うことができます。

# xtabs()によるクロス集計
cross_tab <- xtabs(~ gender + purchase, data = data)

# 結果を表示
print(cross_tab)
    

3. dplyrパッケージを使ったクロス集計

dplyrパッケージを使ってクロス集計を行うこともできます。

library(dplyr)

# クロス集計
cross_tab <- data %>%
  count(gender, purchase)

# 結果を表示
print(cross_tab)
    

4. 行と列の合計を含むクロス集計表

行と列の合計を含むクロス集計表を作成するには、addmargins()関数を使用します。

# 行・列の合計を含むクロス集計
cross_tab_with_margins <- addmargins(cross_tab)

# 結果を表示
print(cross_tab_with_margins)