大学院入試の前に志望する研究室に見学する人が多いのかと思います。
しかし、いきなり見学!といっても何すればいいのかよくわかりません・・・
そこで、研究室見学で質問すべきことについて本記事では紹介させていただきます。
①研究テーマ、内容について
まず、一番に聞くべきこととしてはどんな研究テーマがあるのかということでしょう。
わざわざ大学院入試をしてまで入る研究室ですから、希望するテーマの研究ができないと話になりません。
もちろん研究内容についてはホームページにも書かれています。
しかし、リアルタイムで今動いている研究は何なのかについて聞くことは非常に重要です。
なぜなら、昔やっていたけど今はやっていないことがホームページに記載されている可能性があり、その結果希望に沿った研究テーマにならない可能性があるためです。
また、大学院入試では修士課程での研究テーマについて願書とともに提出する場合が多いです。
もちろん独自のテーマを書くのも良いですが、研究室見学で先生がおっしゃっていたことに沿って記述すると書きやすく、間違いもないと思います。
まあ、たいていの場合先生から話してくれると思いますが、、、
②研究室のメンバーについて
次に聞くべきこととしては研究室のメンバーについてでしょうか
先輩や講師が多い方が良いか少ない方が良いかは人それぞれだと思いますが、その好みに沿っているかどうかについて確認できます。
また、博士課程の人がいるのであればその人の学年に注目するといいです。
留年者が多い研究室はもしかしたらブラック環境である可能性があり、注意が必要です。
③試験形式、内容について
いや、知ってるわ!
そう言う人も多いかと思います。
しかし、ややこしいのが大学院入試。
実は入り口が二つある。そんな場合もあります。
念のために聞いておいて損はないかと思います。
次からは実際の研究生活についての項目です。
先生よりも学生に聞く方が適しているかもしれません。
④コアタイムについて
研究室によっては存在するコアタイム。
縛られるのが苦手なら注意が必要です。
また、コアタイムもブラック環境かどうかの判断基準になります。
朝の9時から夜の9時なんて言われた時にはよっぽどの覚悟が必要でしょう。
入ってからオワタ・・・となる前にしっかり確認しておくのが吉だと思います。
⑤研究室の雰囲気について
これは聞くと言うよりも感じ取るものかもしれません・・・
和気あいあいとしているところもあれば、図書館のように静かなところもあると思います。
どちらが良いかは人それぞれだと思いますが、その好みにあった研究室を選べるように学生の雰囲気を感じ取れると良いと思います。
⑥試験勉強方法、過去問について
もしかしたら研究テーマの次に大切なことかもしれません。
研究室の学生はいわば大学院入試という誰も教えてくれない未知のものを乗り越えた猛者です。
どう乗り越えたのか、その術を知っています。
そのため、試験勉強で役に立つ教科書など非常に有益な情報を得ることができます。
過去問についても聞くと良いと思います。
過去問は大学院入試の必須アイテムです。
場合によっては過去問を研究室で直接もらう場合があり、研究室見学などで手に入れることとなります。
加えて、大学から公開されている過去問には大抵答えがついておりません。
専攻にもよりますが大学院入試は記述式が多く、自力で解いてもどうしても不明瞭な部分が出てきてしまいます。
そこで、先輩の回答を参考にすることも一つかと思います。
過去問の答えを作成している人は多く、聞いてみれば快く教えてくれるかと思います。
おわりに
本記事では研究室見学で質問すべきことについて自分なりにまとめてみました。
研究室見学、、!先生との初めての面談、、!
といってもそこまで緊張しなくてもいいと思います。
実際私は研究室見学の時、先生とプロ野球の話をして盛り上がってました。
こんな感じに他愛ない話で十分だと思います。
大学院入試に合格するプロセスについてはこちらの記事に記載しております。
参考にしていただけると幸いです。
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